お知らせ

お知らせ

プレキャストコンクリートへの再生粗骨材Mの有効活用について

 令和3年6月、国土交通省大臣官房技術調査課から「プレキャストコンクリートへの再生粗骨材Mの有効活用について」、以下の事務連絡並びに補足のメール文が各地方整備局技術調整管理官等宛に通知されております。

 

 
プレキャスト製品における
再生骨材Mの利用について(拡大する)
  プレキャスト製品における
再生骨材Mの利用 補足(拡大する)

 

 これは、平成28年3月の通知「コンクリート副産物の再生利用に関する用途別品質基準」においては、塩害地域や凍結防止剤(塩化ナトリウム)散布地域では塩害や凍害が促進される懸念があるため、プレキャスト製品への適用を見送っておりましたが、土木研究所、東北技術事務所、宮城大学(北辻研究室)で共同研究を行い、塩害地域や凍結防止剤散布環境でも十分な耐久性を有する再生骨材コンクリートの品質および評価方法が整理され、「プレキャストコンクリートへの再生粗骨材Mの有効活用に係わるガイドライン(案)」としてとりまとめられたものです。

 今後、再生粗骨材Mを用いたプレキャストコンクリート製品の普及拡大に大いに貢献するものと考えられます。なお、このガイドライン(案)は土木研究所ホームページの下記URLからダウンロード可能です。

https://www.pwri.go.jp/team/imarrc/research/tech-info/co543.pdf